◆会社概要
弊店は三重県松阪市の中心商店街で、きもの、和装小物、作業服の販売をしております。
平成3年商店街の近代化にともなって、現在の店舗を新築するにあたり、きもの屋(弊店を含めて)の先祖がお客様に買っていただいた古いきものをもっと大切にし、今までむやみに「ゴミ」として捨てられていた古いきものや布を、時の流れを越えて今の生活空間の中で彩と輝きを持つものに生まれ変わらせたい。と考えました。
そこで弊店では、この考え方を店のコンセプトの一つにし、絹(ちりめんなど)や木綿の古布、古布を使ったオリジナルの袋物や小物を製作し販売を始めました。これらは、弊店の店舗の名称である「優遊館」というブランド名で販売しております。
◆弊店の沿革と歴史
弊店は文久2年(1862年)中興初代大和屋藤兵衛が、呉服太物商を創業したのが始まりです。
明治20年(1887年)二代目鈴木藤兵衛(商号は大和屋藤兵衛)は、呉服太物商では相当思い切った商法である「現金正札」付き販売を開始しました。呉服屋はお客様との交渉で商品の値段を決めていたのです。その宣言をしたときの引き札(チラシ)には、「現金薄利正札附き」をうたい、他のお店より絶対安い値段なので、一切掛値無しで値引きをしないことを明言しています。またこの引き札には弊店のロゴマーク「又に加」が見られますが、この意味は「五分を加えて販売する」ことをあらわし、薄利で販売する心意気を表現しています。
大正時代になって一時期大和屋鈴木呉服店という店名を使っていましたが、店名が長すぎて覚えにくいということもあり、創業時の「大和屋藤兵衛」の2文字をとって、店名を「大藤」(だいとう)に変更しました。このことも当時としては相当思い切ったことのようでしたが、お客様の支持をいただき、以後町のきものやさんとして親しんでいただいております。現在の会社名もこのとき生まれた「大藤」を使用しております。
◆1枚のジャケットが物語るもの
写真は、かつて弊店の蔵を壊すときに発見した、ちりめんの織り出し(反物の最初の部分)をお客様に差し上げたところ、このように見事に生まれ変わったジャケットです。100年近い年月を経た古い布が、彩と輝きをもって誕生したことに深い感動を覚えました。
このジャケットは、一切れの古い布も粗末にすることなく大切にし、今の暮らし活かせることを教えてくれました。
 
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